願教寺の島地大等さん

today 2015(平成27)年9月8日(火)旧7月26日
100years ago 2015(大正4)年9月8日(水)旧7月29日

 通勤で利用しているJR東北線の紫波中央駅と仙北町駅のプラットフォームに流れる到着電車のお知らせが都会風になったことに気がついたところのcozyです、こんばんは。以前は「ピンポーン 下り(上り)列車が参ります ご注意ください」だったのですが、ピンポーンがメロディーに変わり、アナウンスの声も流暢になりました。

 久しぶりにケンジ君ネタです。1ヶ月前に書こうと思っていたところ、入院騒ぎなどにより、今になってしまいました。というわけで、100年と1ヶ月前の今頃、盛岡高等農林学校1年生のケンジ君は、盛岡市北山の願教寺の夏季仏教講習会に参加し、島地大等さんの「歎異鈔法話」を受講していました。

 島地大等さんは、新潟県出身の浄土真宗の僧侶で、1911(明治44)年に、養父・島地黙雷さんの後を継いで願教寺の住職に就きました。インド・中国の仏教史蹟を調査、さらに比叡山や高野山で天台・真言の古蔵資料の研究もしており、当時の盛岡つか日本においても一級の学僧・知識人であったようです。

 ケンジ君は、中学生時代にも、花巻の大沢温泉での大等さんによる講習会に参加したことがあります。講習会では、大等さんが調査を行ったインドや中国、シルクロードの仏教史蹟についての話もあったと思われます。そういう経験が後の「インドラの網」などの童話に反映されたのではないかという見立てもあるようです。

20150908
今日の願教寺。本堂で行われた講習会には、数百人の聴講者が集ったそうです。

【今日の1首】
 本堂の 高座に島地大等の ひとみに映る 黄なる薄明 宮澤賢治(19)作 1915年
 願教寺での講習会を聴いたときのことを詠った歌です。講習会は、8月1日から7日まで、朝5時から7時まででしたとさ。
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