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お見舞い

today 2010(平成22)年7月1日(木)旧5月20日
100 years ago 1910(明治43)年7月1日(金)旧5月25日
 
 100年前の今日、タクボク君は、東京朝日新聞の社用も兼ね、入院中の漱石さんを見舞ったらしいです。このころの漱石さんは、前期三部作のラスト、「門」執筆中に胃潰瘍を患い、脱稿後、6月18日から7月いっぱい内幸町の長与胃腸病院に入院していました。で、8月には「修善寺の大患」となるわけです。

 「修善寺の大患」によって、世間では、作品以上に漱石さん自身の生身の身体がクローズアップされました。作品がコピーによって大量に普及する時代において、作者生身の「人」のイメージが強く求められるという現象は、必然的に起こることらしいです。

 作品のホンモノらしさを演出するために、作者の伝記風の情報を提示して人間性を示してみせたつもりになる。著名人の親とかに焦点が当たるのも、その延長上でしょう。このウェブログでも同じようなことしてますけど。で、その伝記風の情報も、結局は、生身の人間という幻想をかき立てるゴシップにしかすぎないってことも肝に銘じておくべきと思います。

100701
 経埋ムベキ山ナンバー28岩山。標高343m。明治橋より。
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