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9月8日の高田三郎君

today 2010(平成22)年9月8日(水)旧8月1日
100 years ago 1910(明治43)年9月8日(木)旧8月5日

 この日も、また川で毒もみで魚採りをしてたり鬼っこをして遊びますが、天候が急変し、だれかが三郎君を囃し立て、子供たちがそれに加わります。三郎君は血相を変え、ふるえながら追求しますが、全員とぼけて答えないって話です。

 最初に囃し立てたのは誰か問題というのがあります。「いま叫んだのはおまえらだちかい」と三郎君が聞いたのに対し、みな「そでない、そでない。」と言ったのに、ペ吉という子が一人遅れて「そでない。」と言っています。返事が遅れたからといって、最初に囃し立てたというわけではないでしょう。

 別役実氏は、「イーハトーボゆき軽便鉄道」の中で、ここのところを、三郎君 と 子供たちが思い込んでいる「風の又三郎」とのズレの表れの一つと解釈しています。

 100908
昨日撮った上の橋の図。
毒物を使用した漁は、水産資源保護法第6条で禁止されています。罰則は、3年以下の懲役又は200万円以下の罰金です。

【今日の1冊】
 宮沢賢治・『風の又三郎論』 山下聖美著 2002年 星雲社刊
 第一部は、子供たち=父性に支配されている者たち と 三郎君=父性に抗して母性を希求する子 という視点で物語を論じています。
 第二部では、12の古今の「風の又三郎論」を批評していますが、中には「そこまでいうか?」ってくらい罵倒しているものもあります。
 確かに、何いいたいの?って本はたくさんありますけどね。そんな時は、これがわかるほど、自分は熟していないのだとか思うのが常でしたが、もっとわかるように書けって思うのもアリかなと。
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