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真一挽歌

today 2010(平成22)年10月30日(土)旧9月23日
100 years ago 1910(明治43)年10月30日(日)旧9月28日

 没後100周年 タクボク君の愛児、石川真一さんを悼みたいと存じます。
「一握の砂」オーラスに収められた真一挽歌8首を一挙掲載いたします。

 夜おそく
 つとめ先よりかへり来て
 今死にしてふ児を抱けるかな

 二三こゑ
 いまはのきはに微かにも泣きしといふに
 なみだ誘はる

 真白なる大根の根の肥ゆる頃
 うまれて
 やがて死にし児のあり

 おそ秋の空気を
 三尺四方ばかり
 吸ひてわが児の死にゆきしかな

 死にし児の
 胸に注射の針を刺す 
 医者の手もとにあつまる心

 底知れぬ謎に対ひてあるごとし
 死児のひたひに
 またも手をやる

 かなしみの強くいたらぬ
 さびしさよ
 わが児のからだ冷えてゆけども

 かなしくも
 夜明くるまでは残りゐぬ
 息きれし児の肌のぬくもり

101030
紫波町運動公園の黄葉。

訂正とお詫び:10月21日記事で、黄葉しているのはイチョウと記しましたが、ユリノキの間違えでした。訂正してお詫び申し上げます。
葉っぱが黄色くなる樹→イチョウという短絡思考がなせるお恥ずかしい記述でした。

【今日の1曲】
 フラジャイル スティング 「ナッシング・ライク・ザ・サン」より 1987年
 昔、「私の葬送行進曲」というテレビ番組(有名人が「自分の葬儀に葬送行進曲として何を選びますか」との質問に答えるという内容)で、俳優の竹中直人さんが取り上げた楽曲。
 2001年9月11日夜のイタリア・トスカーナの自宅でのプライベート・コンサートにおいて、普段アンコールで使われるところ、オープニングとされました。
 肉親の死は、芸術家の創作に大きな影響を与えます。この曲も、前年の母の死が色濃く反映されているといわれています。
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