水死

today 2010(平成22)年4月12日(月)旧2月28日
100 years ago 1910(明治43)年4月12日(火)旧3月3日

水死-世界に冠たるノーベル文学賞作家、大江健三郎氏の最新作です。ノーベル賞ってどんだけ?って話もあるわけですが、それはおいといて、今回はこの本の感想などを。

前に読んだ「太陽を曳く馬」を返却に最寄の図書館に行った時、たまたま、あったんで借りてきたと云うのが、ことの始まり。でもって、この前、フットボール試合を観に行った時、往復の列車中及び待合室で読みました。

ちなみに、この最寄の図書館、なかなかのスグレモノで、ナンと、鹿島アントラーズファンクラブの月刊誌「フリークス」が置いてあります。きっと、スタッフの中にサポーターがいるに違いない。

で、「水死」の感想。「水死小説」ってカムパネルラが川で亡くなる「銀河鉄道の夜」だなとか、父親の死をモチーフにするのは「カラマーゾフの兄弟」と同じだなとか、そう云や「カラマーゾフの兄弟」にも犬が出てくるなとか、大江氏のデビュー当時の作品に犬殺しの作品あったよな(まさに、犬三郎!)とか、ってとこです。(「太陽を曳く馬」の感想と似てますね。何を読んでも、「銀河鉄道の夜」と「カラマーゾフの兄弟」かい?)

例によって、自作や古今東西の他作を作中に盛り込んで、いつもの登場人物達による大江ワールド炸裂って感じの作品でした。やたら、読みやすかったんで、大江氏を初めて読む人にもオススメかなと。

100412
今日の石割桜。盛岡で一番先に咲く桜ですが、まだ、硬いつぼみのままです。

【今日の1曲】
 ピアノ・ソナタ第32番作品111 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン曲 1822年
 第2楽章が、作中に出てきます。

【訂正】
 昨日の記事で、「UEFAチャンピオンズ・リーグの決勝は、バルサ対インテル」と書いたのですが、両者はセミファイナルであたっちゃうんですね。てことで、決勝はバルサ対バイエルンかな?
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