おためごかし考

today 2012(平成24)年8月15日(水)旧6月28日
100years ago 1912(大正1)年8月15日(木)旧7月3日

 ある本を読んでいたら、「おためごかし」という言葉が出てきたので、どんな意味だったっけかな?と調べてみたという話です。

 おためごかし。漢字で書くと「御為倒し」。意味は、表面はいかにも相手のためであるかのように偽って、実際は自分の利益をはかること。あまり誉められたことではないので、書初めとか、履歴書の特技欄とかに、堂々と書くのは、やめたほうがいいです。

 似たような言葉で「情けは人の為ならず」というのがありますが、違いは、自分の利益をはかることを、自覚しているかどうか、といったところでしょうか。利己と利他の境は、ビミョーな気がします。

 道徳的に大事なのは行為者の意識(自覚してるかそうでないか)ですが、社会的に大事なのは世間にどう見えるかなので、「おためごかし」といわれた日には、しかたないです。そういう目でみると、世の中、すべて「おためごかし」ともいえるわけで。

 意味はともかく、6音節の中に10個の母音及び子音が適度に配列されており、音としては結構きれいなので、声に出して読みたい日本語の一つではあります。
 さぁ、大きな声で読んでみよう。O・TA・ME・GO・KA・SI!

120815
今日の花巻・豊沢町。花巻まつりは、9月7~9日です。

【今日の1冊】
 TPP亡国論 中野剛志著 2011年
 本日の記事のネタ元となった元通産官僚による環太平洋戦略的経済連携協定を批判した書。著者によれば、TPPに関して、アメリカのクレイトン・キース・ヤイターという人は、笑ってしまうほどの「おためごかし」をのたまっておられるとか。これを「おためごかし」と捉えるかどうかは、我々しだい。
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