略称考 その5

today 2010(平成22)年5月15日(土)旧4月2日
100 years ago 1910(明治43)年5月15日(日)旧4月7日

 ただ分類するだけでは、「考」とは云えないんで、一定のきまりみたいなものを推測してみたいと思います。そもそも、なぜ略すのか?ってことですが、云わなくてもいいとこ、書かなくてもいいとこを省略することによってコミュニケーションのコストを下げるってのが目的ってのはそのとおりと思われます。

 ですので、ちゃんと伝わること、その範囲内で短くするってことが、肝心です。榎本とか健一とか云っても、誰それ?となるところ、エノケンと云うと「あぁ、あの人ね」と分かるわけで。ダザイとかロッパは、それだけで「あぁ、あの人ね」と分かるから、ダザオサとかフルロクとか云わなくていい。

 基本そうとして、例外を考えると、まずは語呂。云いやすい・聞きやすいとか面白い音なので使ってみようと云う積極的な例外です。渡辺貞夫は、通常ワタサダなんだけど、音が面白いんでナベの方をとるみたいな。このナベ、全国のワタナベさんのうちのかなりの割合の人がナベちゃんと呼ばれているのではないかと思うほど強力です。

 一方、通常の略し方では、公序良俗に反するあるいは恥ずかしくてとても云えない・書けないような音や字になったりするのは、別な略し方にすると云う消極的例外があるでしょう。例えば、、、恥ずかしくて、とても書けません。

 以上、略称には通常型としてのエノケン型、ダザイ型、ロッパ型と積極的/消極的例外としてのナベサダ型、キモイ型(仮)、マンサク型(仮)があるようだってことで、とりあえず落ち着きました。くだらない話におつきあいいただき、ありがとうございました。

100515
ジョギング中の光景。奥に見えるのは岩手山。
菜の花ドーロ(ロードじゃないよ)と命名。

【今日の1曲】
 朧月夜 高野辰之詞、岡野貞一曲 1914年
 菜の花つながり。
 槇原敬之や中島美嘉、マライア・キャリーがカバーしてるとは知らなんだ。
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