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5月なので

today 2010(平成22)年5月27日(木)旧4月14日
100 years ago 1910(明治43)年5月27日(金)旧4月19日

 100年前ネタがきれてることもあり、作品中に5月が出てくるものを探してたらありました。ケンジ君の人気作品「やまなし」です。「やまなし」では、例のクラムボンって何?問題がよく取りざたされますが、今回はタイトルの「やまなし」に焦点をあててみます。

 「やまなし」は、「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。」と始まり、「一、五月」と「二、十二月」の2つの部分に分かれています。ヤマナシは、5月に開花し10月頃に成熟すること、また後半を「11月」とする草稿も存在することから、「12月」は誤植であるとも考えられています。

 いづれにしても、ヤマナシの開花と成熟の時期の小さな谷川の底におけるいろいろってのが筋ですが、何故か、前半(5月)にはヤマナシは出てこず、樺の花が出てきます。この樺の花、実際には山桜と云うのが定説です。

 ヤマナシ、別名イワテヤマナシは、日本に自生するナシの種で、その名のとおり岩手県の主に北上高地北部に生えてます。特に九戸(くのへ)村でみつかった巨木は、天然記念物になっています。九戸村の隣、軽米(かるまい)町はサルナシの産地ですが、ヤマナシとサルナシは、全く関係ありません。サルナシはキウイの仲間です。

 ヤマナシもサルナシも、直接、生果を食べたことありません。食べてみたいです。

100527
夕方の中の橋。昨日今日と、寒い日々が続いています。
仕舞いかけたカーディガンを引っ張り出しました。

【今日の1作】
 やまなし 宮澤賢治作 1923年 岩手毎日新聞掲載
 別役実氏は、2枚の幻燈ははかろうじて残された部分との見方で、失われた10枚(他の10箇の月)の存在(全体)を前提としてこの物語を読むことによって、全体と部分とのビミョウな関係が示されてるってなことを云ってます。(「イーハトーボゆき軽便列車」参照)
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